規格外の大谷選手は、コロナ禍の希望の星・・・
昨日から7月、早いもので今年も半年が経過した。
本来なら明るい話題のオリンピックも近づいているが、コロナの感染状況から、今ひとつ盛り上がりを欠き、期待と不安が入り交じった状態が続いている。
そんな中、現在唯一とも言える明るい話題を提供してくれているのが、大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手だ。
私も「ブログ」で、彼を取り上げるつもりはなかったが、6月30日にはヤンキーススタジアムで一試合二本のホームラン。
あまりの活躍ぶりに、思わず触れずにはいられなくなった。
下は28号ホームラン。観ている時に期待通り、打ってくれるから嬉しい
今も昔も、海外で活躍している日本人は大勢いる。
ゴルフの松山やテニスの大坂なおみは、確かに世界で戦えるアスリートだが、ほとんどは「日本人として頑張っている」というレベルだと思う。
しかし大谷の場合は、国籍を超越した誰もが認める活躍をしているし、大リーグの歴史をも変えようとしている、まさに日本が生んだ「スーパースター」だ。
日本にいれば、普段意識することはないが、海外で生活すれば途端に意識せざる得ない日本人としての「アイデンティティー」
同様に、大谷のように海外で活躍する日本人を見ると、日本にいても意識する日本人としての「アイデンティティー」
同じ民族としての誇り?不思議な感覚だ。
少し論点がズレたかもしれないが、誰も真似の出来ない活躍をしている大谷選手は、アメリカで確実に日本人の「ステイタス」を引き上げていると思う。
もちろんコロナ禍で閉塞感のある今の日本社会にも、大きな影響を与えているのは間違いない。
そういう意味では、今の彼は「オリンピック」より、はるかに大きな存在、希望の星と言えそうです。