京都で紅葉を観る機会が・・・
白崎の「ログハウス」から大阪へ戻って、部屋の片付けや切手の整理をしていたが、雑用でワイフと京都へ行くことに・・・。
京都へ行くのは、前回大津の帰り「日本の風景」展以来で、ちょうど一ヶ月ぶり。
私は京都生まれの京都育ちだが、京都を離れて半世紀が経過した。
もちろん当時とは、街並みも大きく変わったが、所々に昔の面影が残っていて、車で走っていても道に迷うことはない。
一番大きな違いは、路面電車が廃止されたので、ずいぶん走りやすくなった。
廃止されたのは、もう随分昔のはずだが、京都に来るたび、毎回そう思う(笑)
直近の出来事はよく忘れるが、昔の記憶は以外と鮮明に残っているのは、多分歳を取った証だろう。
折角京都へ来たので、雑用の間に紅葉を観て帰ろうとネットで調べたら、たまたま近くの「泉涌寺」が、ちょうど見頃のようだったので、立ち寄ることにした。
紅葉シーズン真っ只中なのに、平日だったこともあり、以外と人も少なく、静かな境内を散策した後、紅葉スポットの御座所庭園へ・・・。
中庭のカエデが、真っ赤に色づき、まさに今が見頃。
まるで絵葉書のような「泉涌寺」の中庭風景
今年紅葉を観るのは二度目だが、さすが京都のモミジの名所だけあって、庭園とも見事に調和し、思わず息を呑む美しさで、雅な雰囲気が漂っていた。
子供の頃、よく両親に連れられ、お寺巡りをした記憶が残っているが、当時はやたらお寺の多い退屈な街だとしか思わなかった。
その後、長い海外生活もあって、ようやく日本の、京都の良さが理解出来るようになり、興味も深まった。
もちろん年齢を重ねたことで、初めて分かったこともたくさんある。
これをきっかけに、京都の歴史や文化について、もっと学ぼうという気になっています。