ワールドカップ狂騒曲・・・
前回に続き、ワールドカップの話題。
コスタリカとは互角以上に戦っていたので、昨夜は残念な結果だった。
しかし日本人って、みんなこんなにサッカー好きだった?思うほど、この数日間は国を挙げての大騒ぎ・・・。
ドイツに勝ったのは歴史的な偉業のようで、翌日はテレビもネットもサッカー一色の報道はある程度理解するが、その後も連日テレビで日本人のゴールシーンを流され続けたら、いくらサッカー好きの私でも少々ウンザリした。
期待が異常に高まる中、もしコスタリカに負けたらどうなるか心配だったが、案の定負けてしまった。
まるでドイツの試合と同じような展開で、優勢だったチームが、一瞬の隙をつかれて負けるというパターンで・・・。
ドイツに勝ったことで、日本はワールドカップの優勝を狙えるぐらいの実力があると錯覚したファンも多かったと思うが、それは違う。
マスコミに踊らされて、私を含め多くの国民が大いに期待したが、冷静に考えれば日本チームの実力は中の下ぐらいだと思う。
ただサッカーは1点を争うゲームなので、ラグビーや他の球技に比べると番狂わせが起こる可能性が高いスポーツでもある。
なので予選リーグでは、今回の日本がドイツに勝ったようなサプライズが、他のグループでも起こっている。
しかしサプライズは長く続かず、結局決勝にいくまでに淘汰される。
長い過去の歴史をみても、サプライズな優勝国は皆無だし、それがワールドカップだと思う。
今年はどの国が優勝するのだろうか・・・
コスタリカに負けて、高かった監督の評価も一転したようだが、選手の起用法に?があったとはいえ、いずれにしても日本にワールドカップの優勝を期待してはいけない。
また盛り上がること自体は否定はしないが、周囲が盛り上がっているとサッカーを全く知らない人まで、その雰囲気に合わせようとするのは日本だけのような気がする。
暗い話題が多い、いや暗い話題しかない今の世の中、次のスペイン戦で再び奇跡を起こしてくれればいいのですが、ベスト16までいけば上出来だと私は思っています。