白内障の手術を終えて・・・
一年前のちょうど今頃は、マレーシアのホテルで強制隔離中だった。
まさか一年後も、こんな不自由な暮らしが続くとは夢にも思わなかったが・・・。
そうだ!今回の「ブログ」は、白内障の手術の結果報告だった。
1月11日の白内障の手術は無事終了し、術後の経過も順調だ。
結論から言えば手術自体、胃や大腸の内視鏡検査より、痛みや不快感は少なく、快適とは言わないまでも、全く問題ないレベルだった。
ただ事前のオリエンテーションで、手術の詳細説明があり、それが私を必要以上にビビらせていた。
その内容とは、現在の濁った水晶体に切れ目を入れ、レーザーでその水晶体を砕きながら吸引して取り出し、新しいレンズを装着するという説明だった。
想像するだけで、イヤ想像しなくても、聞いただけで恐ろしい話だし、大変そうだ。
正直、聞かなかったほうが良かったと思った。
もちろん、白内障の手術は既に確立されており、痛みもほとんどなく、安全性も十分確保されている事はよく理解していたが・・・。
一旦、発想がネガティブになると「100%安全な手術などない」とも思ってしまう。
しかし結局、全てが取り越し苦労だった。
術中もほとんど痛みはなかったが、唯一気になったことは、片眼を目一杯開き固定された状態で手術をするので、うっすらではあるが、メスかレーザーらしきもので眼球を突っついている様子が見える。
なので、実際は痛くなくても、視覚的な痛みを感じて、どうしても肩や全身に力が入る。
また途中、うまくいってるか気になるし、手術自体は時間にしたら20分程度だったが、結構長く感じた。
術後は1時間ほど眼科のロビーで休んだ後、眼帯が大きくメガネもかけられないので、ワイフに迎えに来てもらい徒歩で帰宅した。
手術をした眼科の受付、いつも多くの患者さんで溢れており、確かに評判はいいようだ
当分この三種類の目薬をさす必要があるが、其々一日にさす回数が違うのでややこしい
翌朝、眼科で眼帯を外した途端、既によく見えるのでビックリした。
今まで少しモヤがかかっていたのが、急に明るくなって視界が開けたような感覚で、異物感や違和感も殆どのなく、すごく快適だ。
二日目、眼科の帰りは「手術前の不安は一体なんだったんだろう」と思うぐらい爽やかな気分で、私にしては珍しく寒さも気にならなかった。
必ずしも私と同じような結果が得られるか分かりませんが、白内障手術を迷っている人に、私の感想が参考になれば幸甚です。