FITNESSとNETFLIXのお陰で・・・
久しぶりの日本の冬を楽しく乗り切るために、フィットネスクラブに入会し、新たにNETFLIXの会員になった話は、既に「ブログ」に記した。
大阪にいる間、週二回はジムに通い、運動不足の解消に努めたし、NETFLIXのお陰でこの冬の夜は映画三昧の日々だった。
普段、あまり観ない韓国映画やドラマも結構面白かったが、私が一番印象に残った映画は、ダントツで「ナルコス」だろう。
コロンビアの麻薬カルテルの話で、一応フィクション風に仕立てられているが、麻薬王の「パブロ・エスコバル」は実在した人物で、史実にかなり忠実に描かれており、ノンフィクションと言ってもいいぐらいだ。
映画の要所要所に、昔のニュース画像が流れ、実際の殺害現場はもちろん、本物のエスコバルやコロンビアの大統領も登場する。
ネットから抜粋
エスコバルに扮した男優が、本物に酷似しているのにも驚いてリアリティを感じたし、映画としての完成度も高かったので、なかなか途中で止められず、一回3〜4話のペースで一気に見終わった。
私は1980年代前半、コロンビアが「コカイン王国」と言われていた時期に、中米ホンジュラスに住んでいたので、当時周辺諸国で起こっていたことには関心があったし、コロンビアには行ったこともあったので、この映画には特別感があった。
でもまあ予備知識がなくても、十分楽しめると思うが・・・。
私は麻薬の話になると、思い出すのがミャンマーの麻薬王、クンサー。
クンサーは、私がミャンマーでビジネスを始めた5、6年前(2007年)に、亡くなっているが、ミャンマーでは知らない人はいない有名人だ。
クンサーのことは、ミャンマーで初めて知り興味を持ったので、彼のことを書いた本も読んだが、アヘンとコカインの違いはあるものの、どちらもアメリカのCIAが深く関与しており、たいへん興味深い。
彼らのお陰で、大国の身勝手さや闇の部分を詳しく知ることが出来たのは良かった。
また、世界政治の見方が変わるきっかけにもなったが、その話をすれば長くなるので、ここではそれ以上触れないでおこう。
今回の「ブログ」は、どうして寒い冬を乗り切ったか、という話だった。
そしていよいよ、今年の私の冬も、終わりに近づこうしている・・・?
寒さとオミクロン株の感染拡大で、ずっと大阪にいる日が増えたが、時間を持て余すこともなく過ごせたのは、間違いなくFITNESS CLUBの存在とNETFLIXのお陰です。