人生は偶然の連続で・・・
早いもので私のマレーシア滞在も、残り2週間を切った。
気象予報は2週間前から見られるので、帰国予定日の大阪の気温をピンポイントでチェックしているが、今のところ最高が14度ぐらいで、最低が6度の予想である。
私的には「もう少し暖かくなっていて欲しい」と願っているが、まあ現在日本で寒い冬を過ごされている人にとっては「戯言」だと言われそうで、それはよく分かっている (笑)
ただ私は昔から、体質的に寒さにはめっぽう弱く、決して単なるワガママではないことだけは分かって頂きたい。
ということで、過去にも何度か南国への移住を考えたし、さすがにお墓までは買わなかったが、マレーシアに赴任した40台後半から退職後には必ずここに住むと決めていた。
その夢は実現することが出来たが、5年前にはコロナ禍でマレーシアがロックダウン、1年近く再入国出来ず、またこの国には日本のような高齢者に手厚い保険制度もないので、改めて海外に住むリスクを痛感した。
その頃の様子は、ちょうどこの「ブログ」を始めた時期と重なるので、興味ある人は「第一話」から読み返してもらえば分かるはずである。
マレーシアが「終の住処」にならないことを悟った私は、70歳になる2年前に帰国を決意、予定より早めにマレーシアのアパートを引き払い、車もゴルフの会員権も手放して、日本へ本帰国した。
残念だが、遂にこれでマレーシアとは縁が切れたと思いきや、人生とは分からないもので、たまたま昔から仲の良かった現地の友人が広いコンドに一人で住んでいて「いつでも自由に空いている部屋を使ってイイよ」と言って鍵も渡してくれたお陰で、以降毎年この時期マレーシアへ来ている。
そのことを知らない日本の友人からは「2ヶ月近くもよく滞在出来るなあ!」即ち暗に「よくお金が続くなあ!」と思われたようだが、確かにホテルならこんなに長期間滞在するのは無理だし、そのつもりもない。

週に一回は通う近くのオープンエアーの中華料理店、この日は3人でビール大瓶3本を飲んで、食べて約5000円は安い?それとも・・・
また彼がいるお陰で、全く退屈することなく一緒にゴルフへ行ったり、夜は夜で食後に様々な話題、特に国際政治や経済の話で盛り上がり、毎晩のように呑んだくれているので、退職後マレーシアで一人暮らししていた時より、むしろ今のほうが快適だし楽しい。
人生に「たら」「れば」はないが、私がマレーシアに赴任しなかったら、その後の人生は全く違っていただろうし、彼に出会わなければ今私はここに居ない。
だとすると、コロナ禍を経て70歳を過ぎた今も、冬の期間だけとはいえ、こうして毎年マレーシアに来ていることが、急に不思議なことに思えてきた。
もちろんコロナ禍がなかったら「ブログ」のタイトルである、白崎の「ログハウス」にも出会ってないし、出会ってなければ、そもそもこの「ブログ」も始めていない。
そういえば、そろそろ白崎の「ログハウス生活」が、恋しくなってきた (笑)
これらはまさに「災い転じて福となす」ということだろうか・・・。
そう思うと変な話、今の「マレーシア生活」も、白崎の「ログハウス生活」も、苦労して自分で勝ち取ったり、手に入れたというより、勝手に向こうから転がり込んできたようにも思える。
「運」か、仏教でいう「縁」かは分からないが、人生は自分の意思とは別に偶然の出会いの連続で成り立っているようにも感じたが・・・。
人は長期間いつもと違う環境下にいると、普段は想像だにしない突飛なことを考えるものだというのが、今日の私の結論です。