外国語が話せるかどうかは・・・
先日、7月7日の東京都知事選に、現職の小池都知事が立候補を表明した。
ただ政策とは違う話で、今も時々話題になるのが、小池知事の学歴詐称疑惑である。
私は東京都民ではないし、彼女の支持者でもアンチでもないが、本当にカイロ大学を主席で卒業したなら「今すぐアラビア語での議論に応じろ」と言っている人には異論がある。
彼女は私と同年代なので、当時から既に50年近くが経過している。
私は語学、特に会話力はナマモノと一緒で、常に賞味期限があると思っている。
母国語以外の言語、即ち勉強して覚えた言葉は、使い続けないと忘れるし、昔どんなに話せても話せなくなるものである。
加えて記憶力も、年齢と共に低下する。
昔、逆上がりが出来たが、今は出来ないのとは、チョット違うかもしれないが (笑) 時間が経過して出来なくなることはたくさんある。
ホントに彼女が卒業したかは別にして、普通に考えれば、今は流暢なアラビア語が話せなくて当然だろう。
なので今更、彼女のアラビア語が云々・・・言っている人は、きっと基本的に外国語への理解が不足していると思う。
私に至っては、毎年冬に1ヶ月ほどマレーシアへ行くが、日本にいる11ヶ月間は全く英語を話さないので、毎回現地に着いてからの数日間の会話はボロボロである。
まあ元々私の英語は大したことないが、普段話してないと簡単な単語すら口から出て来ない。
ということで、小池さんを庇う気は毛頭ないが、まずは外国語は使わないと話せなくなるという話。
さて、「後発白内障」の手術は無事終了したが、先週末には術後の診察が入っていて、今も大阪に留まっている。
今週末には白崎のログハウスへ移動して、半月ほど滞在予定だが、どうも本格的な梅雨に突入しそうな気配だ。
梅雨は確かに憂鬱だが、全く雨が降らないのも困る。
かといって、短期間に集中して大雨が降れば豪雨災害になってしまう。
いっそのことマレーシアの雨季のように、毎日夕方にザァーとスコールが来て、昼間はいつも晴れてる亜熱帯性気候も悪くないなあと思う、今日この頃です。