日本に生まれた幸運・・・
昨日は、年に一度の健康診断の日だった。
検査と検査の待ち時間に、スマホで「ブログ」の下書きをしていた。
健康診断の様子は毎年、この「ブログ」にアップしているが、いつも辛い胃カメラ、内視鏡検査の感想が中心である (笑)
だいぶ慣れたせいか、今回は少し短く感じたが、相変わらず辛い検査には変わりない。
現在、私は自覚症状のある病はないが、ここ数ヶ月は体重が増えて、特に体脂肪率とウエスト周りが気になっている。
理由はお酒の量が増えているのと、多分間食も増えたからだろう。
昔から、甘いものは好きでなかったので食べなかったが、最近はワイフに付き合って結構スイーツも食べるようになった。
仕事を辞めてから、運動量が増え、体重も減っていたが、今はきっとカロリーの消費量が追いつかないのだろう。
今回、健康診断の2日前から禁酒と食事制限を始めた。
2日前の禁酒と食事制限で、何かが変わるわけではないが、少しでも減量して、たまには空腹感を味わうのもイイかなと・・・。
食事は朝夕の2回で野菜中心、量も少なめで間食は一切なし、もちろんアルコール類もなしである。
食事を我慢すると言えば、イスラム教の断食を思い出す。
イスラム教徒は、ラマダンと呼ばれる正月前の1ヶ月間、日が登ってから沈むまで、食べ物や水を一切口にしない。
私が住んでいたマレーシアでは人口の6割から7割が、インドネシアに至っては9割以上がイスラム教徒である。
その間、敬虔な信者は自分のツバも飲み込まずに吐き出すという。
当時の私のスタッフも断食をやっていたので、私も試しにトライしょうとしたが、すぐに挫けた。
普段は極度の空腹を感じたり、意識する機会は滅多にないが、空腹は想像以上に辛い。
お金がなく空腹に耐えきれず、食べ物を万引きした人は、凶悪犯と違って同情の余地がありそうだし、空腹の極限が飢餓である。
世界では、今も1日何万人もの人が飢餓で亡くなっている。
もし日本国内で、飢餓で亡くなったらニュースになるだろうから、我々は恵まれていることをもっと自覚しないといけない。
そう思うと2日間のダイエットで、体重が1kg減ったと喜んでいる場合ではありませんね。