リタイヤ男のログハウス生活

リタイヤ後に海の近くのログハウスで第三の人生スタート

大阪城は桜が満開、桜を美しいと感じられる幸せ

自主隔離が終わって、白崎から大阪の自宅へ戻って来た。


桜が満開のようなので、久しぶりに歩いて大阪城へ。


大阪城、お堀の外からの眺め


桜を愛でる気持ちが年齢に比例して深くなるのは、多分私だけではないだろう。


若い時はゆっくり桜を観賞する気持ちの余裕もなかったし、正直興味の対象でもなかった。


私の場合、その後四季のない国、桜のない国に長年住んでいたで、逆に桜の愛らしさや美しさを再認識した気がする。


満開の桜。ここは思ったより人が多いので、外堀から少し眺めただけ


そして今は日本へ戻って来て、隔離から開放された記念?としてじっくり桜を観賞したい。


今を逃すと来年まで観られないし、歳を重ねると縁起でもないが「来年、桜を観られる保証はない」と思うこともあり、余計に味わい深い気がする。


ほんの短い期間に一瞬で咲き乱れ、はかなく散る姿が美しいのも、これまた桜の特長だ。


それらが日本人の死生観にも繋がり、古事記や万葉集の時代から、日本人の心や日本文化の象徴とされてきた由縁だろう。



そして不思議なのは、殆どの感覚や体力は、年齢と共に劣化するのが常だが、美しいものを美しいと感じる感覚だけは、歳と共に研ぎすまされていくような気がする。


多分、時間や気持ちの余裕がそうさせるのだろうが、この感覚は面白い。


この感覚を大切に、これからも美しいモノを愛でる気持ちは持ち続けたい。

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