今週末の衆議院選挙前に一言、二言・・・
週末のゴルフ中継は、久しぶりに松山の活躍で盛り上がった。
途中追いつかれ、一時は負けると思ったが、後半盛り返し、最後はイーグルで圧巻の優勝。
今、世界を舞台に戦える日本人アスリートは、大谷と松山ぐらいだろう。
私にしては珍しく、昼間からビールを飲みながら、ほぼ終日テレビに釘付けの一日だった。
そして今週末は、いよいよ衆議院選挙だ。
大阪中央区、私の選挙区の候補者ポスター
若者の選挙離れが叫ばれて久しいが、彼らが政治に関心がない理由を一言で言えば、私は日本が「平和」だからだと思う。
また現状への不満はあっても、それが政治の問題なのか、個人の問題なのか、ハッキリしないのではないだろうか・・・。
私がいた2013年から17年頃のミャンマーは、ちょうど軍事政権から民主化への移行時期で、当時の彼らが抱えていた問題の多くは、政治絡みだと国民全員が捉えていたと思う。
なので2016年の選挙では、国民の期待を背負ったスーチーさん率いる政党、NLDが大勝、若者を含めた多くの国民が熱狂したのを、今もハッキリ記憶している。
しかし残念ながら、現在は武力で再び以前の軍事政権に戻ってしまった。
長年住んでいたマレーシアも、数年前に首相の汚職や政治の腐敗が表面化した時、みんなが挨拶代わりに首相を批判し、その後の選挙で彼は失脚、政権が変わった。
民主国家である限り、政治の腐敗が度を越すと、やはり浄化作用が働いて、一気に政権交代が進むと思う。
まあ私の比較対象国は、いつも開発途上国なので、日本がまだまだ健全だと思うのは、よくないのかもしれない。
もっと上を目指さないと・・・。
しかし私は政治家に「聖人君子」のような振る舞いは、期待していない。
多少は荒っぽい面があっても、大きな方向性を間違えず、日本を、我々を正しい方向に導いてくれる人であればいいと思っている。
何が正しいかは、意見が分かれるところでもあるのだが・・・。
だから現状の生活に不満があっても、それを全て政治のせいにするのはどうかと思うし、日本は社会主義国家ではないので、政治に過度な期待も禁物だ。
ただ社会的弱者にとっては、優しい国家であるべきだし、あって欲しい。
今回はコロナ禍の選挙ということもあり、経済政策では各政党とも同じようなバラ撒きが目につき、そこだけみれば違いがよくが分からない。
各政党の基本政策もよく理解せず、自分の目先の利益、即ち給付金の額だけで投票するなら、しないほうがマシだ。
また大手企業を目の敵にしている政党もあるが、日本はこれからも国際社会の中で、戦うだけではなく、勝ち残らなければならないことを忘れてはならない。
沖縄の辺野古についても、アメリカと「腹を割って話せば分かってくれる」などと本気で考えている政党に、国の舵取りは任せられない。
発言が徐々に過激になってきたので、今回はこの辺で終わりにします。