いつもニコニコ現金払い・・・
前回の「ブログ」にも書いたが、連日雨の勢いが止まらない。
私がマレーシアへ来てから、ほぼ毎日降っている。
ただ降るのは、ほとんど夕方からだが、短時間にハンパない勢いで降るので、あちこちで洪水が起こっている。
これは友人の友達が送ってきた写真で結構家から近くの道路だ。気の毒だが、半身水に浸かりながら傘を差しているのは、パニックっているのか・・・
昨朝、銀行へ行ったが、前日の大雨が地下の駐車場に流れ込んだようで、周囲に土嚢が積まれ閉鎖されていた。
今は出掛けても、夕方までに戻るか、雨が上がってから出掛けるようにしている。
寒くないのはホントにありがたいが、これだけ雨が多いのも困ったもんだ。
ところで今回、私は大事なモノをマレーシアへ持ってくるのを忘れてしまった。
それはチェック・ブックだ。
日本では馴染みが薄いかもしれないが、個人用の小切手。
銀行の口座を移動させる時や高額の支払い時に利用する。
もちろんクレジット・カード決済のほうが便利だが、カードは場所によって2〜3%の手数料を取られるケースがあるので、使い分けている。
私は自宅隔離終了後、今回のフライト代やレンタカー利用料の総額をマレーシアの旅行代理店にチェックで支払うつもりだった。
かといって手数料のこともあり、カードは最後の手段で、出来れば使いたくない。
仕方ないので現金で支払うことにしたが、ここのATMで一日に引き出せる最高額は1500リンギットで約4万円程度だ。
旅行代理店への支払い総額は7000リンギット(約19万円)なので、1500×5=7500で、5日間ATMでお金を引き出す必要がある。
それで自宅隔離期間中から、友人が車で外出するたび、ATMに立ち寄ってもらい、隔離後も連続してお金を引き出し、旅行代理店に7000リンギットを現金で支払った。
日本で19万円だと、1万円札19枚で大した枚数ではない。
しかし、マレーシアは50リンギット札が多く流通しているので、ATMから吐き出される現金も50リンギット札がほとんどだ。
全て50リンギット札だと7000リンギットは140枚になる。
実際には100リンギット札も少し混じっていたので、お札の枚数は140枚より少なかったが、かなりの札束だったことは確かだ。
私はこれをきっかけに、今回マレーシアにいる間、クレジット・カードは使わず、食事やゴルフ等々全ての決済を、現金でしてみようと思い立った。
日本はもちろん、今まで小額の買い物以外はほとんどクレジット・カード決済で、全てを現金で決済するのは記憶にないぐらい昔の話だ。
いざ現金払いを始めて見ると、財布からお金の減るのが手に取るように分かって、クレジット・カードで支払っていた時とは意識も変わり、何か不思議な感じがする。
お金のイン・アウトが即時に分かるので、無駄遣いをしないような気もする。
実際にやってみるとなかなか面白いので、マレーシア滞在中は「いつもニコニコ現金払い」のスタイルを貫いてみようと思っている。
小銭が増えるのが難点だが、電子決済万能の世の中、たまにこんな生活をしてみるのもいいかもしれません。