リタイヤ男のログハウス生活

リタイヤ後に海の近くのログハウスで第三の人生スタート

煩悩の塊が少し・・・

年明け以降、少しバタバタしていたら、今日は早くも1月9日。


オミクロン株の急激な感染拡大で、今後旅行の計画は立てられないし、寒波で毎日寒い日が続いている。


また週明けには白内障の手術が待っているので、ここ数日、気分は盛り下がっている。


こんな時は「ブログ」を書こうという気も失せるし、テーマも暗くなりがちだ。



私の母親は現在92歳、今月末には93歳になる。


1年半ほど前から、滋賀県大津市の石山寺近くの老人ホームに入居している。


先日、年が明けて初の面会に行って来た。


もちろん個人差が大きいとは思うが、このぐらいの年齢は微妙で、体力気力の低下に加え、認知が進んだり、耳も遠くなったりしてくる。


老化は誰もが避けて通れない現実だが、母親の様子を見ていると。よりリアルな自分の近未来が投影されているようで、すごく参考になる。


今はコロナ禍で、出来ないことのほうが多いが、私の信条は:


① 会いたい人がいれば会いに行く。


② 行きたいところがあれば、出掛けて行く。


③ やりたいことがあれば、先送りをせずにやることだ。


加えて、海の見えるところで暮らすことだが、ではそれらが出来なくなったら、どうするか・・・。


ギリギリまで自分のライフスタイルに拘ったり、しがみつくのではなく、早めに自分で気に入った施設を探して入居し、そこで新たな楽しみを見つけるのもありだと、母親を見て思うようになった。


それを「終活」というのかもしれないが、実際その状況に置かれないと、本当のところは分からないだろうし、難しい問題だと思うが・・・。


老人ホーム近くの石山寺は、紫式部が「源氏物語」を書いた寺として有名だが、今回何十年ぶりかで訪れた。


最近「ブロブ」の写真に、お寺や神社が多いのも年齢のせい・・・?


小雪が舞う中、参拝客も少なく静寂に包まれ、厳かな雰囲気が漂っていたと感じられるのも多分歳を重ねたせいだろう。


煩悩の塊のような私の心が、少し洗われた気がした瞬間でした(笑)

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