現在のマレーシアのコロナ感染者数は、相変わらず１日２万人〜３万人。

人口は日本の４分の１程度なので、人口当たりの感染者数は、日本よりはるかに多い。

マレーシアでは、以前から携帯のコロナ専用アプリ（MySejatera）「マイセジャテラ」が必須で、店内に入る時は、必ず店頭のQRコードを読み込まなければならない。

昨年まで実施されていた入店時の体温検査は、ホテル等を除いてほとんどなくなった。

一方レストランは、一旦中に入るとパーティションなどは皆無で、感染対策はどこも十分とは言えない。

みんなマスクを外して談笑しているし、もちろんマスク会食なんていうのもない。

オミクロン株になってから、どうも政府や国民の意識も変わったようで、規制も緩くなり、みんなあまり気にしなくなったようだ。

その点は、日本とだいぶ違うように感じる。

しかし、野外でのマスク着用は必須で、破ると罰金もあるようなので、それだけはみんなしっかり守っている。

また驚いたのが、薬局に多種多様な抗原検査キットが山積みになっていたこと。

全て抗原検査キット、ザッと６種類以上あって、どれにするか迷う

１セット、１７０円〜２５０円ぐらいで手に入るので、誰でも手軽に検査が出来る。

日本では、多分まだ１０００円以下ではないはずだ。

お土産がわりに買う人もいるようで、私も帰国時に２０セット程度、持って帰ろうと思っている。

しかし、これだけ感染者が多いと、どこにいても感染リスクはあると思う。

私は既に３回のワクチン接種を終えているし、特に持病もないので、万一感染しても重篤化しないと思っているが・・・。

ただ唯一心配なのは、前回と同じく帰国直前のPCR検査で、もし陽性反応が出たら、飛行機に乗せてもらえないことだ。

そうなると、全ての予定が狂ってしまうので、やはりそれだけは避けたい。

今すぐなら感染してても、PCR検査まで２週間あるので多分治るだろうが、１週間前に感染したら微妙だろう。

そして一番悩ましいのは、久しぶりに会う友人達との会食だが、さて今後はどうするか・・・。

近づく帰国日に向けて、全ての行動を徐々に控えたほうがいいのかもしれない。

しかし、それを言うと、私がオミクロン株を異常に恐れていると勘違いされそうだが・・・。

私が今１番恐れているのは、オミクロン株そのものではなく、帰国前のPCRテストの陽性なんです。