リタイヤ男のログハウス生活

リタイヤ後に海の近くのログハウスで第三の人生スタート

気になる最近のニュースから・・・

一昨日も大リーグ中継、大谷の降板を見届けてから、白崎の「ログハウス」へ・・・


今朝は台風が近づいているようで、風も強く、大引浜に打ち寄せる波は荒い


8回まで投げたので、何とか勝って欲しいと願っていたけど、まあ負け投手にならなかっただけ良かった。


さて、大谷の話はこれぐらいにして、最近のニュースから気になる話題を・・・。


昨年の東京オリンピックのスポンサー契約にまつわる贈収賄事件が、なぜか今頃になって広がりを見せている。


私はオリンピックそのものが、巨大な利権の塊、汚職の温床だと思っているので、全く驚きはない。


まず現在のオリンピックを招致するのに、一切汚職に手を染めず招致出来るかと言えば、多分無理だろう。


ただ汚職の定義は、公職にある者が、その地位や立場を利用して便宜を図り、その見返りを得る行為をいうようだが、私は国レベルの汚職の定義は正直よくわからない。


例えば、経済的に困窮しているアフリカの小国に、日本に投票してくれれば、ODAで数億円の経済援助を約束することは、汚職になるのだろうか?


誰か知っている人がいれば、教えて欲しい。


経済援助という便宜を図り、その見返りを得た行為であることは間違いない。


もちろん投票権を持つ代表者や招致に影響力の人物の個人口座に、金を振り込むのは明確な汚職だろう。


それで思い出されるのが、東京五輪招致でJOCが、国際陸上競技連盟の前会長の息子に、2億2000万円支払ったとされる疑惑だ。


フランスの検察当局が捜査を開始したが、JOCは正当なコンサルタント業務への支払いだったと結論付けて、日本政府も東京五輪の招致は公正に行なわれたと主張した。


「ほんまかいな・・・」


結局JOCの竹田会長は、限りなく黒に近いグレーだったはずだが、この招致の汚職疑惑でIOCもJOCも辞任したので、それ以上追求されたり逮捕されることはなかった。


もし彼の汚職が明らかになったら、東京五輪そのもののイメージが大きく傷ついたから、日本政府も彼を守ったのは間違いないだろう。


オリンピックを控え、当時の日本のマスコミやメディアもそれ以上、深追いはしなかった。


ただこれは、最近話題になっている話と酷似している。


唯一違う点は、元電通の高橋元理事は逮捕され、マスコミが連日取り上げて大騒ぎしていることだ。


今回のケースは、東京五輪の開催が決まった後のスポンサー契約の話だが、彼はJOCと同じように正当なコンサルタント業務だと主張している。


贈収賄は間違いないと思うが、大元のオリンピックが汚職のオンパレードにも関わらず、たかがスポンサー契約違反で逮捕されたと思っている彼にとっては、まさに「青天の霹靂」だろう。


残念ながら大きな犯罪は見過ごされ、小さな犯罪は見せしめとして摘発されるのは、世の常だ。


IOCトップのバッハ会長にも、疑惑の噂は尽きないが、それ以上の進展はない。


理不尽の極みだが、元電通の彼が、そこまで大物でなかったのか、それとも彼の行為が目に余ったのか、どちらかだろう。


本人は大物のつもりで高をくくっていたのだろうが、結果的には小物に分類され、見せしめに逮捕されたのだと、私は思っています。

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