リタイヤ男のログハウス生活

リタイヤ後に海の近くのログハウスで第三の人生スタート

「MFCG」を紹介・・・

「MFCG」って何のことか、分からないと思うが「ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会」の頭文字だ。


MFCGは、ミャンマーで活動されている名知仁子(なち さとこ)さんという女医さんが、代表を務めている特定非営利活動法人(NPO法人)


先日大阪で、彼女の一時帰国のタイミングに合わせ、交流会があったので参加した。


主な活動内容は、ミャウミャウという地域を中心にした巡回診療と栄養・衛生指導だが、詳しくはこの「ブログ」最後のURLから確認して欲しい。


彼女の活動を知ったのは2019年春で、私は既にミャンマーを離れていたが、2年振りにミャンマーを訪問した時、元JICAの友人から聞いたのがきっかけだ。


当時、地方を巡回診療する車が故障続きで、車を買い替えるため、MFCGはクラウドファンディングで賛同者を募っていた。


私は疑い深いので、既存の特に大手NPOやNGOはあまり信用していないというか、費用対効果を考えれば、寄付効率が悪いと思っている。


なぜならTV宣伝や組織の運営費に、膨大な経費がかかっているからだ。


まあ「Better than nothing」で、何もしないよりはマシかもしれないが・・・。


しかし、名知さんはMFCGの代表として、自ら過酷な環境に身を置いて、地道に活動されており、他とはひと味違うと感じたので、賛同してクラウドファンディングに参加した。


まあ私も以前ミャンマーにいたので、親近感や思い入れがあったのも事実。


実は私も長い間、アセアン諸国には随分お世話になったので、リタイヤ後はミャンマーで何か役立つことが出来ないか模索していた。


ミャンマーを選んだのは、彼らの国民性を気に入ったのと、私でも何か出来そうな気がしたからだ。


しかし残念ながら、コロナ禍と昨年の軍事クーデターで、現実的に今私がミャンマーでやれることはなくなった。


それに、やっぱりお医者さんには敵わない。


後日、既にTVやいろんなメディアで紹介された名知さんの記事をみて、改めて凄い人だということがよくわかった。


今回、初めて名知さん本人にお会いして、納得したことがたくさんある。


まず彼女曰く、マザー・テレサの「あなたの愛を誰かに与えれば、それはあなたを豊かにする」という言葉に感銘を受け、国際医療を志したらしい。


確かに奥の深い言葉だ。


彼女の第一印象は、どこにそんなパワーがあるのかと思うぐらい、ほっそりしたごく普通の女性に見えた。


しかし彼女のプレゼンからは、電気や水道もなく、日本人なら一日も住めそうにないミャンマーの僻地で、巡回診療を続けている様子が伺える。


それを、さも当たり前のことのように淡々と話されるから、余計に凄みを感じてしまう。


またそこには、彼女の揺るぎない信念や使命感も感じられ、一言一言が心に響いた。


ただ残念ながら、現在は軍事政権下で、彼女の活動も以前に比べ、かなり制約を受けているようだ。


しかし、どんな苦境に立たされても、常に前向きに取り組まれている彼女の姿勢には、本当に頭が下がる。


そんな名知さんだが、先日の交流会の二次会では、普段なかなかお酒を飲む機会がないとのことで、結構なペースでハイボールをお替わりされて少々驚いた。


彼女の無邪気な一面も見られたし、底抜けに明るく楽しい人だった。


こんな魅力ある人柄だから、きっと大勢の人が彼女を慕い、またサポートしているんだろうと思う。



最後に、MFCG関連情報を記しますので、興味のある方は一度アクセスしてみて下さい。もちろん「名知仁子」でググってもたくさん出てきます。


NPO法人ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG) 事務局
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〒116-0012 東京都荒川区東尾久8-41-23
HP :https://mfcg.or.jp/  
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