リタイヤ男のログハウス生活

リタイヤ後に海の近くのログハウスで第三の人生スタート

京都で美術館巡り・・・

今日は、衆議院選挙の投票日である。


MLBワールドチャンピオン・シリーズの第二戦が始まる前の早朝、投票を済ませてきたが、今回は正直どの政党に投票するか迷った。


そして今、第二戦を観戦しながら「ブログ」を書いている。


昨日の第一戦はドジャースが勝ったが、最後まで接戦の面白い試合だった。


この後、私は白崎の「ログハウス」へ移動する予定である。


さて先週木曜日は、京都で美術館巡りをした。


まず最初は、京都府の大山崎町にある「大山崎山荘美術館」へ「アンドリュー・ワイエス展」を観に行った。



「アンドリュー・ワイエス」は、昔から好きなアメリカの水彩画家である。


展示されていた彼の作品は、思ったより少なかったが「大山崎山荘美術館」は、アサヒビールの創業者の山荘だけあって、敷地内には美しい庭園が広がり、建造物も素晴らしく、一見すると美術館らしくない美術館だった。


本館の入り口付近


趣のある本館は、大正から昭和の初期にかけて建てられたようだが、1990年代に新しく出来た地中館は、安藤忠雄風の建築だと思っていたら、やっぱり安藤忠雄の設計だった(笑)


当美術館には、印象派のモネの「睡蓮」の連作や、古陶磁・家具・染色作品などが常設展示されていて、静かで落ち着く空間が広がっていた。


紅葉には少し早かったが、敷地内周辺を散策するだけでも、訪れる価値のある美術館だと思う。


その後は、京都文化博物館で開催されていた「石崎光瑤 (イシザキコウヨウ) 展」へ・・・。



「石崎光瑤」のことはよく知らなかったが、今回ワイフのリクエストで訪れた。


入り口の解説文を読むと、彼は私の好きな竹内栖鳳の弟子だったことや、伊藤若冲を尊敬し、彼の影響を受けた近代京都の日本画家ということが分かり、どんな絵なのか一気に興味が増した。


花鳥画が中心だったが、彼は海外にも積極的に出かけ、西洋の影響を受けた作品も多く、空間を活かしたデザイン的でモダンな襖絵は素晴らしかった。


そして最後は、平安神宮前の「蚤の市」に立ち寄り、京都国立近代美術館で開催されていたグループ展も観て、帰宅の途についた。




私は断捨離しないといけない年齢なので「蚤の市」で、何か買うことは滅多にないが見て回るだけで楽しいし、この雰囲気は好きである。


京都は私のホームタウンだが、久しぶりの訪問だったので、懐かしさや京都らしさも味わいながら、いろんな刺激をもらった一日でした。

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