ゴルフで得た新たな教訓・・・
一昨日、いつものメンバーで、奈良のいつものゴルフ場で、半年に一度のゴルフコンペに参加した。
珍しく優勝したが、今日の「ブログ」は、その自慢話ではない (笑)
実は週初めに、介護施設に入っている95際の母親が転倒し、右足の膝の半月板が割れ、病院に入院したとの連絡を受けた。
検査の結果、手術してリハビリをすれば、また歩ける可能性があるとのことで、ゴルフ前日の午後から滋賀県大津市の病院で手術をした。
手術は午後3時ごろから始まり、麻酔含め3時間以上かかったが、無事終了した。
その後、医者から詳しい手術の概要と術後の対応を聞き、麻酔から醒めた本人とも面会し、大阪の自宅に帰宅したのは夜の9時前だった。
母親の転倒を聞いたのは、白崎の「ログハウス」にいた時で、最初は詳しい症状も手術の日程も分からず、金曜のゴルフはキャンセルせざるを得ないと思っていた。
ただ手術日が木曜に決まってからは、寒がりの私にとっては今年最後のゴルフだったし、またコンペなので出来ればドタキャンは避けたかった。
ドタキャンは他のメンバーに迷惑がかかるので、一旦は参加を決めたが、手術が終わった後は、精神的にも肉体的にも疲労がピークに達して、再びゴルフするかを迷い始めていた。
ゴルフ当日の朝も、食欲はなく全身怠かったが、取り敢えずゴルフ場までは行くことを決め、道中のコンビニで強めのエナジードリンクを飲んで、その日のゴルフに備えた。
最悪は途中リタイアすることも念頭に、最初から省エネを考えて、丁寧に淡々とプレイに徹していたら、あら不思議でどのクラブで打っても、いつもよりボールが真っ直ぐ飛ぶ。
力を入れようにも、力めないぐらい調子が悪いのだが、何と前半は普段よりいいスコアが出て驚いた。
たださすがに後半は身体がブレ始め、スコアも崩れたが、前半の貯金とハンディに恵まれて、何と優勝までしてしまった。
持ち回りの優勝カップもあるが、副賞のほうが魅力的だ (笑)
事前にしっかり練習して体調万全で臨むより、体調が悪く無欲で臨んだ方がイイ結果に繋がったのは、皮肉としか言いようがない。
多分、身体中の余分な力が効果的に抜けたんだと思う。
昔からゴルフはよく「脱力して打て」と言われるが、ようやく「脱力を実践」出来た気がして嬉しかった。
眼から何枚目かの鱗が落ちた瞬間でもあった。
しかし元気な時に、この脱力スイングが出来るかどうか分からないし、きっとまた力んで余計な力が入りそうな気がする。
再び出来たら、私にとっては画期的なゴルフの進歩に繋がるのだが・・・。
今日の「ブログ」は、ゴルフをしない人にとっては、ちょっと分かりにくい話題だったかも知れない。
ただ結論を言えば、何事もそうだが、力まず頑張り過ぎず「自然体で臨むのがベスト」という教訓に繋がると思います。
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