脳科学と仏教からみた心・・・
今回は不思議なタイトルで「何のこっっちゃ?」と思った人も多いと思う。
それは後ほど説明するとして、昨日白崎の「ログハウス」に向かう途中、雪が舞っていた。
昼間だったが気温は6度で、いよいよ本格的な冬の到来のようだ。
つい数日前まで暖かかっただけに、急に寒さが骨身に染みる感覚がある。
白崎海岸は荒波の冬景色。見ているだけで寒い
先週金曜日は今年最後のゴルフだったが、汗ばむぐらいの陽気だった。
しかし、その日が異常で今が平均的な12月後半の気候なんだろう。
また先週水曜日の時点で、ゴルフ場の天気予報は終日雨予報だったので、てっきりゴルフは中止になると思っていた。
私は基本的に寒い日と、雨の日にゴルフはしない。
理由は至ってシンプルで、楽しくないからである。
ただ金曜日はコンペだったので、どうするかは幹事の判断に委ねられていた。
コンペの場合は、勝手に休むと皆んなに迷惑がかかるので、ワガママは言えない・・・。
結局決行となったので、完全防備の雨対策をして臨んだら、幸いほとんど雨に降られることなく、また寒くもなく、今年最後のゴルフを楽しく終えることが出来た。
そして翌日の土曜日は、梅田のNHK文化センターで、私が昨年来受講している仏教学者の佐々木閑氏と、脳科学者の藤田一郎氏の対談形式の講座を受講した。
今日の「ブログ」のタイトルは、その講座のタイトルである。
最新の脳科学と2500年前に生まれた仏教には、多くの共通点があるという大変興味深い話で、仏教と科学の接点、精神と物質の区分けや真理の追求など、とても面白かった。
中でも特に印象深かったのは「世界を成り立たせているのは因果関係」であるという話と、原始仏教の持つ合理性に脳科学者が驚いたという話には私も驚いた。
やはり仏教は想像以上に奥が深く、もはや宗教というジャンルを越え、哲学に近い思想だと思えるようになってきた。
確かに仏教哲学という言葉も存在する。
まあこれだけでは、この「ブログ」を読む人は、何のことか分からないだろうが、今の私にとっては数少ない知的好奇心を満たしてくれる場であることは確かである。
仏教が、私の新たな興味の対象となって、約一年が経過した。
それまで仏教の知識はほぼゼロだったが、ようやくアウトラインは理解出来るようになった気がするし、さすがに「アビダルマって何?」とは言わなくなった (笑)
興味も深まったので、引き続き来年以降も、仏教をもっと掘り下げて学びたいというか、ライフワークとして取り組みたいと思っています。