リタイヤ男のログハウス生活

リタイヤ後に海の近くのログハウスで第三の人生スタート

WBCと首相のウクライナ訪問で・・・

日本中を熱狂の渦に巻き込んだWBCが終わって、2日が経過した。


世間では今もWBCロスが囁かれるぐらい、今回は盛り上がった。


マレーシアから日本帰国後、私は一大谷ファンとして、冷静に日本の試合を観戦するつもりだったが、そうは問屋が卸さなかった。


特に準決勝と決勝は、最後の最後までどうなるか分らない、まさに筋書きのないドラマを観ているようだったが、実は筋書きのあるドラマだった?


そう思えるほど感動的な試合だったし、私も珍しくエモーショナルな気分で、最後は思わず涙腺が緩んでウルウルした。


サッカーのワールドカップもそうだが、国と国が威信をかけて戦う国際試合は、普段意識しない自分のアイデンティティーをイヤでも意識させられる。


もちろん世界的に見れば、野球はサッカーとは底辺も規模も違うし、まだまだマイナーなスポーツだが、大谷というスーパースターの登場で、今回のWBCには今までにない特別感があった。


それに日本人は、昔から野球が大好きな国民だ。


彼の漫画のような、イヤ漫画以上の活躍もあって、WBCは日本の優勝で幕を閉じた。


こう叫べる瞬間があるのは、幸せの極みだろう (大谷のインスタから引用)


一方、岸田首相がウクライナを電撃訪問したのは、WBCの準決勝と決勝のタイミングだった。


本来ならトップニュースとなるところが、日本のWBC優勝の陰に隠れ、トップにはならなかった。


首相としては少々不本意というか、タイミングの悪さを嘆いているかもしれないが、G7の首脳で唯一ウクライナを訪問していなかったのが岸田首相だ。


次回のG7サミットは、5月に広島で開かれ、日本は議長国なので、多分焦っていたんだろう。


何とかそれまでに、行きたかったようだ。


また今回、事前にメディアにも知らせず、インドからポーランドを経由しての極秘訪問だということだが、ロシアに知らせて一体何が極秘なのか、私には全く意味が分からない。


というのも、事前に外交ルートを通じてロシアへウクライナ訪問を通告していたと、NHKのニュースが伝えたからだ。


「その間、お願いだから空爆はやらないでね!」ということなんだろうが、岸田首相が訪問すれば日本がウクライナに経済援助をするのは火を見るより明らかだ。


もし日本の戦国時代なら、敵の友好関係にある大将が、戦地に赴く情報があれば、これは相手にダメージを与える千載一遇のチャンスと捉えるはず。


ロシアから訪問の通告に対する返答はなかったようだが、日本はロシアにとっても重要な貿易相手国なので、暗黙の了解ということなのか。


また西側諸国から、ウクライナへの武器の供与に関しても、ロシアの逆鱗に触れぬよう一定のルールを守りながら与えて、続ける戦争。


誰が悪いのかは明らかだが、この戦争が続く限り、ウクライナの民間人の犠牲は続くのだ。


果たして、いつまで続くのだろうか・・・。


また今、アメリカやEU諸国の軍事産業はウハウハだという話もよく耳にする。


繰り返すが、日本がウクライナの敵国ロシアに、そんな要望が出来るこの戦争は、一体何だろうと思ってしまいます。

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