高齢者に優しい日本・・・
日本へ戻り、大阪で早速、天一 (天下一品) のラーメンを食したが、これが6ユーロとは・・・。
テレビの通販CMじゃないけれど、思わず「安〜い」と言ってしまいそう(笑)
パリだと最低、15ユーロ (2250円) はするだろうと、帰国後もついついユーロ換算してしまうのは良くない傾向だ。
また現在、ヨーロッパも日本も同じような気温だが、日本は湿度が高く、とても同じとは思えない。
ヨーロッパの27度は凄く快適だったから、体感温度で3度から5度ぐらいの違いがありそうだ。
こっちは、日本の方が高く感じる。
時差ボケも少し収まったので、白崎の「ログハウス」に来て「ブログ」を書いているが、今回も現地のメモからパリの地下鉄の話。
私が勝手に思っていただけかもしれないが、フランスといえば高齢者に優しい国のイメージがあった。
しかし、パリの地下鉄に乗って、それは大きな間違いであることに気がついた。
まず、エスカレーターが極端に少なく、もちろんエレベーターもほんの一部の駅にしか設置されていない。
連日地下鉄を利用しまくった我々は、そのお陰でかなり足腰が鍛えられた気がするが・・・。
なので、杖をついたお年寄りやハンディキャップのある人は、地下鉄を利用出来ず、実際そのような人は見かけなかった。
地下鉄網はよく整備されているので、一見便利そうだが、大きなスーツケースを持った旅行者の利用も難しい。
我々も、移動時にはスーツケースがあるので、最終日に空港へ行く前日、苦労してエレベーターのある駅と出入口を下見して、当日はそこまでタクシーで・・・。
加えて、私が利用した範囲での認識だが、地下鉄構内にトイレがない。
トイレは当然どの駅にもあると思っていたので、ないとホントに不便だ。
街中の公衆トイレの数も少なく、有料である。
街中にある有料の公衆トイレ、一応オシャレだが・・・
翻って日本はといえば、エスカレーターや公衆トイレは充実しているから、高齢者や大きなスーツケースを抱えた旅行者も安心して地下鉄を利用出来る。
これが東南アジアの開発途上国であれば理解出来たが、フランスの首都パリだから驚いた。
むしろ今は、タイやマレーシアの首都のほうが、よく整備されている。
普段、当たり前に思っていたことが、当たり前でないことに、先進国のフランスで感じたのも、何か皮肉な気がしました。