リタイヤ男のログハウス生活

リタイヤ後に海の近くのログハウスで第三の人生スタート

阪神の優勝パレードと「FAUDA」・・・

木曜日の「勤労感謝の日」の午後、ワイフと御堂筋へ阪神の優勝パレードを観に行った。


パレードの時間に合わせて行ったのだが、どうも見通しが少々甘かったようで、既に黒山の人だかり・・・。


とても観覧エリアまでは辿り着けず、遠くからチラッと観るだけだった。


後からテレビで見たら、熱狂的なファンは前夜や早朝から場所取りをしていたようで、物見遊山の我々とは気合いの入れ方が違う。


今の私には、残念ながら彼らほど熱くなって応援出来るものはない?


イヤイヤ大谷だけは、長時間並んでも一度はナマで観たいと思っている。


さて、平和の象徴のような阪神とオリックスの優勝パレードが終わると、今度は再びイスラエルとパレスチナの紛争がテレビのトップニュースに・・・。


現在、人質開放の話も進んでいるようだが、この紛争は、いかに相手が卑劣であるかを喧伝する情報戦の様相を呈してきた。


巷にはフェイクニュースが溢れていて、正直私も何を信じてイイのか、よく分からなくなった。


また当然だが、マス・メディアを信じる人と、SNSやYouTubeを信じる人では意見が割れる。


そんな中、先日会ったドイツ人の友人が、イスラエルとハマスに興味があれば、Netflixの「FAUDA」を観たらイイよと勧められたので、早速見始めたら・・・。


現実に起こっているイスラエルとハマスの争いが、まさにリアルタイムのノンフィクションかと勘違いするようなドラマで、完全にハマってしまった。


この映画は、イスラエルが2015年に制作し始め、現在も続いている人気のTVドラマシリーズのようである。


そして面白いのは、パレスチナでも人気のTVドラマであるようだ。


人気の理由は多分、ハマスを一方的に批判するのではなく、このドラマが比較的中立的な立ち位置で制作されていて、妙にリアリティーがあるからだろう。


「FAUDA」はアラビア語で「混沌」という意味らしいが、一言でいえばイスラエルの精鋭秘密部隊とハマスの軍事メンバーが、お互いに報復を繰り返すアクションストーリーである。


まさにタイトル通りの「報復の連鎖」である。


ガザ地区とイスラエルを往来するパレスチナ人とユダヤ人は、当然文化や宗教に言語、価値観など全てが違う。


お互いに不信感を抱きながら生活している様子が、生々しく描かれているところが印象的だった。


観る前には、想像すら出来なかった彼らの暮らしぶりを垣間見ることが出来たことが、私にとっては一番の収穫と言える。


イスラエルとパレスチナの現状や背景を理解するには、NHKのニュースより、余程役に立つお勧めのドラマです。

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