リタイヤ男のログハウス生活

リタイヤ後に海の近くのログハウスで第三の人生スタート

地震についての考察・・・

昨日は29年前に、阪神淡路大震災が発生した日だった。


また能登半島地震から2週間以上が経過したが、いまだに水や電気、道路などの基本インフラが復旧していない地域がたくさんあり、多くの被災者が過酷な避難生活を余儀なくされている。


連日その様子をテレビで観ていると、思わず日頃我々は地震に備えて、一体何を準備すればイイのだろう・・・と思ってしまう。


風邪を引いて暇な時に、阪神淡路大震災以降の震度7以上の地震をネットで調べてみた。



表の通り、まず阪神淡路大震災の9年後、2004年に新潟中越地震があった。


その7年後の2011に、例の東日本大震災があって、5年後の2016年に熊本地震があった。


そこから8年後の今回、2024年1月1日に能登半島地震が発生した。


この間にも北海道で大きな地震があったりしているが、それを除いても1995年以降、9年、7年、5年、8年の周期で震度7以上の大地震が5回も日本列島を襲っている。


要するに10年も経たない間に、日本各地で震度7以上の巨大地震が断続的に発生しており、平均すると、ほぼ7年に一回の頻度である。


地震発生の主な理由が、大陸間プレートの移動や溜まっていたマグマやエネルギーの放出だとすれば、近年その周期は5年から9年ということになる。


もしそうだとすれば、生きている間に一度も大地震に遭遇しなかったら、ラッキーぐらいの確率かもしれない。


かなりの長い期間、首都圏で大きな地震がないのは何とも不気味だし、また近々来るといわれている南海トラフ地震も発生していない。


もし、そのどちらが発生すれば、被害は想像を絶する規模になるのは間違いないだろう。


敢えて平均値から次の大地震を予測すれば、7年後の2031年ということになるのだが・・・。


それはともかく、今回の被害や避難状況を見ていると、地震の前に我々個人でやれる対策は、ほぼない気がする。

東日本大震災然り、今回もそうだが、その地域のインフラ、ライフラインが壊滅すれば、防災グッズ云々レベルの話ではない。

不幸にも被災して、幸い命があれば、あとは国や行政に任すしか他に方法はないと思う。


一番イイのは日本を離れ、地震のない国に住むことだろう。


私はいっとき、本気でマレーシアへ移住しようと思ったことがある。


ただその一番の理由は、地震対策ではなく、寒さ対策だったのだが・・・。


また阪神淡路大震災の時、私は仕事でアメリカに駐在していたので、まだ大きな地震に遭遇した経験はない。


日本に生まれ日本に暮らす我々は、常に想像力を発揮して、大規模な自然災害に遭遇するリスクがあることを、自ら自覚して日々過ごすしかないような気がします。

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