リタイヤ男のログハウス生活

リタイヤ後に海の近くのログハウスで第三の人生スタート

自主隔離の「ログハウス生活」の前に・・・

リアルタイムでは、自主隔離の「ログハウス生活」がスタートしたんだけれど、その前に入国前の出来事に少し触れておきたい。


まずシンガポールの空港は、ホントに何もなかったけど、唯一印象に残ったのが、男性用トイレ便器のリアルなハエのイラスト。


思わず狙い撃ちしたくなるから、とてもいいアイデアだと思う。


以前ヨーロッパの、どこかの空港でも見たことがあったが、久しぶりの再会だった。


男性用便器のハエ、このリアルさが素晴らしい


シンガポール、チャンギ空港では、関空行きのフライト搭乗直前に、渡された書類のQRコードを読み込んで、個人情報、フライト情報や滞在先を記入し、誓約書にサイン。


内容的には大変厳しいが、従わない時のペナルティは、名前を公表されるリスクがあるだけで、罰金等の罰則がないのは、やはり制度としては甘いし、不十分だと思う。


 


関空に到着後、乗客は一列に並んでPCR検査場へ。といっても15名程度なので焦ることはなかった。「撮影禁止」と言われたので、残念ながらその間の写真はない。


PCR検査と言っても、比較的簡単に結果の出る唾液による抗原検査。


検査場では、試験管に約2cm程度の唾液を出さないといけないのだが、これが結構たいへんだった。1.5cmぐらいで口の中がカラカラになり、それ以上唾液が出ない。途中から梅干しとかレモンを想像して絞り出し、何とか2cmになり、スタッフからOKが出た。


その後も、問診やら誓約書の確認、マレーシアのPCR検査の陰性証明書も提出し、最後に大きなモニター前の椅子で検査結果を待つことに。モニターには陰性者の番号が順に表示されるとのこと。


まるで合格発表を待つ受験生のような緊張感だ。もちろん自覚症状はないが、万一ということもある。


待つこと約30分。遂に私の番号が表示された。「良かった!」


2週間の自主隔離はあるが、これでようやく普通に入国出来る。


私の番号を確認した空港スタッフから、陰性証明用にもらったのが、以下の大きな赤紙。


この紙切れを握って、ようやくイミグレーションへ。


乗客が少なかったこともあり、関空到着から約1時間半で全てが完了し、空港外へ出られたのはありがたかった。


大袈裟に聞こえるかもしれないが、思えばずっと緊張の連続だったので、ようやく無事に日本へ帰国出来た喜びが込み上げてきた。


長い長い一日が終わった瞬間でした。

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