友人から嬉しい宅配便が・・・
宅配便の中身は、生きた「モクズ蟹」が9匹。
新潟に住む、古くからの友人が、今年も送ってくれた。
彼は私と同じ年齢で、ずっと東京に住んでいたが、退職後は奥さんの実家の新潟県村上市に移住し、昔から趣味だったアユ釣りや畑なんかをしながら、一人暮らしをしている。
元料理人なので、今も時々調理方法や料理のアドバイスをもらっている。
今の私とは似たようなライフスタイルだが、既に3年目で田舎暮らしは私より先輩だ。
2年前の秋には私も一週間程、彼の家に居候をして、田舎暮らしを楽しんだ。
その時に始めたのが「モクズ蟹」漁で、もちろん地元漁協の許可も取っている。
ある日の夕方、一緒に近くの川にカゴを仕掛けて、翌朝見にいくと数匹の「モクズ蟹」が入っていた。
あまり期待していなかったこともあり、その瞬間はお互い少年のように興奮して、はしゃいだ記憶が残っている。
たった一週間とはいえ、その間には粟島に渡ってタコ釣りをしたり、村上での共同生活は結構楽しかったので、また行きたいと思っていたが、その後はコロナ禍で行けなくなった。
また昨秋から、私も白崎の「ログハウス」で、同じような田舎暮らしを始めた。
昨年食べる前に、水彩画を趣味にしているワイフが「モクズ蟹」を描いた
「モクズ蟹」は、高級食材の「上海蟹」と同じ種類の蟹のようで「上海蟹」はマレーシアでも一匹3000円以上した記憶がある。
そしてありがたいことに、今年も送ってくれた。
身は少ないので、足や爪は割ってワタリガニと同じように味噌汁にして、食するのは少量の蟹みそと白子だけだ。
贅沢の極みだが、濃厚な蟹みその旨味が口の中に広がり絶品、酒の肴には最高です!