冬季オリンピックで感じたこと・・・
テレビでは連日、どのチャンネルも冬季オリンピックの日本選手の活躍を伝えている。
白崎の「ログハウス」で、テレビを点ければ冬季オリンピック中継・・・
夏季オリンピックの時も、この「ブログ」で述べたが、私はオリンピックにあまり興味がないし、ウインタースポーツなら尚更だ。
ただスポーツに興味がないわけではなく、大谷の大リーグ中継は頻繁に観ていたし、昔からサッカーは好きなので、ワールドカップはいつも楽しみにしている。
1994年のワールドカップ、ロサンゼルス大会は、偶然アメリカに駐在していたこともあって「ブラジルvsイタリア」の決勝戦を観に行った。
前回の「ブログ」で、自慢話はしないと言ったばかりだが、これは自慢話の類いかも(笑)
また、スポーツではないと言われそうだが、猪木の時代のプロレスは大好きで、テレビ中継はもちろん観戦したことも・・・。
さてオリンピックに話を戻すと、私も一応日本人なので、日本人選手の活躍は素直に嬉しい。
しかし今回のオリンピックも、数々の不祥事や不手際を耳にする。
これは不手際かどうか分からないが、スキージャンプのスーツ規定違反には正直驚いた。
失格になった日本女子選手には同情が集まり、本人も謝っているが、それはさておき・・・。
スキージャンプは飛行中の体型も採点の対象となるが、やはり「最長不倒距離」という絶対基準があるので、タイムを競うスポーツ同様、見ている人に勝者が分かり易いスポーツだと思っていた。
ところが、今回問題になったスーツのサイズ規定はフィット具合で、失格になる一方、ダボダボのスーツだと浮力が増し、数メートルも飛距離が伸びるとは知らなかった。
そういえば、シューズや水着も同じような厳しい使用規定があるようだし、今は本人の素質に加え、素材、ビッグデータやAIを駆使して勝敗が決まる時代になったことを改めて思い知った。
当たり前だが、昔の小学校の運動会のように、どのクラスの誰が学校で一番早いかという単純な世界はとうに越えてしまっている。
もちろん小学校の運動会と、オリンピックを一緒に出来ないことは100も承知だが、私の希望を言えば、オリンピックは運動会の延長線上であって欲しい。
違いを説明するのは難しいが、サッカーのワールドカップは、小学生サッカーの延長線上にあるような気がする。
なんだろう?オリンピックは複雑過ぎる?シンプルかどうかの違いかなあ・・・。
そんなところも、私がオリンピックに夢中になれない理由かもしれない。
ついでにもう一つ言わせてもらうと、私は審判の判断や感性による採点で、勝敗が決まるスポーツはどうも好きになれない。
それらの競技は、少しでも公平を期すため、複数の審判が採点し、ハイスコアとロースコアを除いた残り全員の平均値を競技者の得点とすることが多い。
しかし面白いというか、意地悪な見方をすれば審判と同じ母国の選手の得点は、その審判が必ずと言っていいほど高評価を与えるので、ほとんどがハイスコアとなりカットされている。
まあカットされているから、逆に公平との見方もあるだろうが、私はそこに曖昧さを感じてしまう。
だからと言って、それらのスポーツを全否定しているのではなく、私が単に数字で勝敗が決まるスポーツの方がシンプルで好きだと言うだけの話。
オリンピックは観ないと言いながらも、そんな細かいところだけはよく観ています(笑)