リタイヤ男のログハウス生活

リタイヤ後に海の近くのログハウスで第三の人生スタート

投票を終えて・・・。

今、NHKの選挙速報を見ながら「ブログ」を書いている。


未だ安倍元首相が亡くなった衝撃のほとぼりが冷めない中、二日続けて「ブログ」をアップするのは珍しいが、選挙速報を見ていたら思わず書く気になった。



早速、出口調査の結果が出たようで、どうも今回も自民党が優勢のようだ。


加えて、改憲賛成派の維新も議席を伸ばし、自民と合わせると参院の3分の2以上の議席を確保しそうとのこと。


ほぼ私の予想通りだが、国民が現政権を積極的に支持したというより、消去法で選んだような気がする。


安倍元首相が亡くなった同情票も、あったかもしれないし・・・。


いくら野党やマスコミ、メディアが現政権の批判を繰り広げても、結局のところ国民には選択肢がなかったんだと思う。


主義主張は別にして、これだけ急激に物価が上昇し、生活が苦しいと訴える人が増えると、野党第二党の立憲民主党がもっと躍進してもおかしくないはずだった。


また非正規雇用やパートタイマーの人たちも、きっと現状に不満があるはずだから野党に投票しそうだが、なぜ自民党が圧勝するのか・・・。


思うに、今回も自民党が盤石だったのは、我々が民主党政権を経験したことが大きいと思う。


2009年から約3年間、今から13年前に民主党政権が誕生した時、誰もが彼らに大きな期待をしたのは間違いない。


日本が共産主義や社会主義国家になるのは困るが、ようやくアメリカのような自由主義の二大政党の時代が訪れたと思って私も期待した。


裏返せば、長く続いた自民党政権に閉塞感を感じていたし、誰もが民主党が新風を巻き起こしてくれそうな気配を感じたはずだった。


私は当時、インドネシアに駐在していたが、日本にいたら間違いなく民主党に投票したと思う。


しかし残念ながら期待に反し、民主党は迷走続きでそれはそれは酷いものだった。


特に危機管理や安全保障、国防については、全く素人で話にならなかった。


その結果、国民の多くはなんやかんや言っても、やっぱり自民党でないとダメだと思ったに違いない。


さすがに最近では、当時のメンバーのほとんどが党首や幹部から外れたが、今でも時々テレビに顔を出す最高顧問や元幹部を見るたびに、当時のことがトラウマのように思い出されるのは私だけでないはずだ。


彼らの影が完全に消えてなくなり、リセットされない限り、立憲民主党が政権を奪還することはあり得ないだろう。


私は普段「ブログ」で、あまり政治には触れませんが、一旦触れると止まらなくなります。

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