[緊急版] ミャンマーで軍事クーデターだって!
私はマレーシア駐在を最後に、長年務めた会社を退職した後、61歳から65歳まで約4年間、中国系マレー人をパートナーに、ミャンマーのヤンゴンで、展示ブースのデザインや施工、イベントのブースを制作する会社を設立、運営していた。
だから昨日のニュース「ミャンマーで軍事クーデター!」は、他人事ではなく、身近な出来事として、テレビに釘付けになった。
ヤンゴン市内で一番大きな仏塔、シェダゴン・パゴダ(2014年 当時撮影)
当時の我々の事業は比較的順調だったが、私は65歳になる直前、いろいろ思うところがあって、二回目のリタイヤ、引退を決め、ミャンマーの事業から手を引いて、マレーシアへ戻った。
私のパートナーは、その後も事業を継続しており、風の噂に順調そうだと聞いてはいたが、最近は疎遠になっていたので、急に心配になった。
ヤンゴン市内を走る、乗り合いバス?トラック?(2014年 当時撮影)
また他にもミャンマーには、今でも時々連絡を取り合う元スタッフの現地人や、日本人の友人も住んでいる。みんなどうしているだろう。
親しかった元スタッフには、早速 WhatsApp (sns) で連絡を入れたが、既読にならない。多分、今はWifiが遮断されているのだろう。
ヤンゴン郊外の朝市の風景(2014年 当時撮影)
私がミャンマーにいたのは2013年の秋からで、ちょうど軍事政権から民主化政権に移行する前後であったが、滞在中の4年間は、今回のようなクーデター騒ぎはなく、多くの日系企業も進出してきて、この国は確実に民主化に向かって進んでいるものだと確信していた。
インレーレイク沿いにある村の首長族の娘さん、
既に有名な北部地方の観光地(2016年 当時撮影)
今回の出来事は、再び海外、特にアセアンの開発途上国の持つリスクの大きさを思い知らされた気がする。
コロナ禍含め、いろんな意味で、日本へ引上げるにはいいタイミングだと、みんなの無事を祈りながら、改めて感じた一日でした。
数多くの仏塔で有名な観光地バガンのお寺の中で偶然出会った風景、
2019年春、既に仕事は辞めていたが、久しぶりにミャンマーを訪れ、バガンを旅行中に撮影した写真
追記:その後、ミャンマーの元スタッフとはSNSで繋がったが、何が起こったのか,状況が良くわからないと言う。
確かに今は国営放送しか見られないようなので、現時点ではミャンマー国内の人より、海外にいる我々の方が、多くの情報を持っているようだ。