食事の話が続くが、昨夜、なぜか無性に日本のラーメンが食べたくなった。

私はラーメン好きだが、マレーシアに「これだ！」と思うラーメン屋はない。

日本の「一風堂」もアセアン地域でフランチャイズ展開しているが，麺は地元のワンタン・ミーに近く、私のラーメンのイメージとは違う。

因みに日本では「天下一品」の「こってり味」が私のお気に入りで、創業以来、もう５０年ぐらい食べ続けているが、不思議と飽きない。

今マレーシアで、一番好きなラーメンと言えば、消去法になってしまうが、多分「ばんから」のオリジナル味に煮卵のトッピングだろう。

「ばんから」の入り口。いい忘れたが、未だ活動制限令は出ているが、春節の少し前から二人までの外食と、一部の運動（ゴルフ含む）も認められるようになった

看板は東京豚骨ラーメンとあるが、東京に本店があるかどうかは知らない。

むしろ「ばんから」はタイのバンコクで有名で、バンコクへ行った時はよく食べた。
マレーシア進出はタイの後で、それでももう１０年ぐらいになるだろう。

マレーシアの「ばんから」は、バンコクのとは微妙に味が違い、私はバンコクの方が好きだが、他に気に入ったラーメン屋もマレーシアにないので、以前から時々利用していた。

そして今日は、朝から頭がラーメンになっていたので、近くのモールに入っている「ばんから」に向かって車を走らせた。

麺の固さも注文時に聞いてくれるが、これが３２.５RM（約８５０円）税込
日本と同等か、それ以上の価格。屋台の地元のラーメンなら６RM（１５０円）から食べられるのに、時々無性に食べたくなるから不思議だ。

久しぶりに街に出たこともあって「ばんから」の帰り、近くの吉野屋が目に入った。

吉野家の牛丼は、日本とそれとほぼ同じ味で、わけの分からない日本食のフランチャイズより、はるかに安心して食べられ、私のポイントも高い。

照り焼き風味付けの牛丼もあるが、ここは日本と同じ味付けのオリジナルに、温泉卵のトッピング。嬉しいことに日本と同じでショウガはサービス！

牛肉大盛りで温泉卵付きで２１.３RM（約５５０円）「ばんから」ラーメンより、
だいぶ安いが、これも多分日本と同じぐらいの値段だろう

今晩の夕食はテイクアウトの牛丼に生野菜、茹でたブロッコリー、
以前伊勢丹で買った塩辛とビールの組み合せ。なかなか豪華

日本食を食べている限り「マレーシアの食費は安い」とは言えないが、今日は珍しく昼も夜も日本食でした！