前回の「ブログ」は、終戦記念日から何となく政治の話になったが、引き続き最近気になった政治の話題から・・・。

私は政治家に完璧を期待していないが、どうも最近、つまらないことをしでかした政治家がいた。

フランスでエッフェル塔の前で、エッフェル塔の格好をした写真を自身のSNSに投稿した松川るい参議院議員である。

彼女は保守の論客で舌鋒鋭く、私も期待していた政治家の一人だったので、今回の顛末には驚いたし、正直がっかりもした。

観光の合間に研修したのか、研修の合間に観光したのかはともかく、そんな写真を投稿したら、批判に晒されると何故思い至らなかったんだろう。

我々サラリーマンでも、海外出張のついでに観光地を訪れることはよくある。

私は長く海外に駐在していたので、出張の合間に出張者を観光地に連れて行く側だったが、そんな写真を親しい友人や家族には見せても、上司や同僚に見せれば「何しに出張に行った？」と、やっかみ半分、批判されるのは明らかで、誰もそんなことはしない。

まあ彼女にしては、今回の行動は「おマヌケ」としか言いようがない。

ただ犯罪とまでは言えないし、繰り返しになるが、私は政治家に完璧は期待していない。

個人的には許せるレベルの過ちなので、頑張って復活してもらいたいと思っているが・・・。

一方で「日本風力開発」から３０００万円の賄賂を受け取ったとして、汚職を疑われている秋本真利衆議院議員のケースは本当に酷く許しがたい。

とても自民党を離党するだけで済まされるものではなく、最近では贈賄容疑の「日本風力開発」の社長も賄賂を認めているので、秋本議員は即、議員辞職に値する。

ただ原発もそうだが、ソーラー然り、今回に限らず新しい環境やエネルギー産業には、常に黒い噂や利権の話がつきまとうのは、どうも構造的な問題のような気がする。

なので最近では「これはクリーンエネルギーだ」「環境に優しい技術だ」とか言われても、素直に喜べなくなってきている。

新しい利権に政治家が、ハイエナのように群がる状況を打開するには、一体どうしたらいいのだろうか・・・。

今回はたまたま表面化しただけで、こんな話は氷山の一角で山ほどあると思ってしまうのは、私だけではあるまい。

そんな絶望的な気分の時に、偶然大阪の吉村知事のツイートを見て、ホッコリさせられた。

吉村知事のツイートから抜粋

松井市長のことをイジっているのだが「好きだなあ」私こういうの・・・。

これは半分本気、半分ジョークだろうが、昔の仕事仲間の行動をさりげなくボヤくところに、彼のセンスというか遊び心がうかがえる。

別に法律違反をしているわけではなく、また公人から私人になったんだから、これぐらいは全然許されると思うし、またこれぐらいのイヤミも許容範囲だ。

そして、これで思い出したのが、わたくしごとだ。

私は以前、某家電メーカーに勤めていたので、在職時の我が家の家電製品は１００%自社ブランドだった。

しかし退職してからは、評判のイイ競合他社をエアコンを購入した。

松井市長のケースとよく似てると思ったが、現役の後輩にバレたら、吉村知事と同じように文句を言われそうです (笑)