海で思い出したラハイナの悲劇・・・
台風が去って、白崎の「ログハウス」に戻った。
お盆も終わって、8月も後半に入ったが、相変わらず暑い日が続いている。
ただ太陽の方位が少し南に傾いたようで、ウッドデッキの日陰時間が長くなった。
暑さは変わらずとも、確実に秋に向かっていることが感じられる事象である。
日没前にウッドデッキへ出て、久しぶりにゆっくり海を眺める。
一人デッキで、夕日を眺めながらビールを飲んでいたら、突然ハワイのマウイ島、ラハイナのことを思い出した。
現在ラハイナは、火事で悲惨なことになっている。
実は約9年前、長年勤めていた会社を退職した翌年、人生初めてハワイのオワフ島とマウイ島を訪れた。
ラハイナの街も訪れ、確か夕食前後に夕日を眺めた記憶があったので、iPhoneのアルバムを繰ってみると・・・。
「あった!」ラハイナで撮影した、海に沈む夕日の写真が残っていた!
こうして見比べると、白崎の「ログハウス」の夕日も、まんざらでもない。
イヤイヤ、そんなことを言いたかったのではない。
テレビでは、私が夕日を撮影したラハイナ歴史地区は、建造物の多くが木造であったことから、まるで先の大戦で空襲にあった街のように、完全に焼け野原になっていた。
日本から遠く離れていても、過去に訪問した地には愛着もあり、とても残念な気持ちになる。
高層ビルはなく、雰囲気のある街並みだったから、全て焼失したのが、今も信じられないぐらいだ。
私は訪問するまで、常夏の国ハワイにはあまり興味がなかった。
なぜなら、私が長年住んでいたマレーシアやインドネシアも常夏だったし、綺麗な海やリゾートもあったので、わざわざハワイまで行くこともないと思っていた。
しかし、実際に行ってみて驚いた。
確かに気温は、東南アジア諸国とさほど変わらずとも、湿度が低いから汗もかかないし、全然暑く感じないのだ。
爽やかな暑さと言ったらイイのだろうか・・・。
特に東南アジアより、湿度が高い日本の真夏とは大違いで、あれ以来、芸能人がこぞってハワイへ行くのがよく分かった。
当時から物価は高く、観光客が多いのには少々ウンザリしたが、ハワイが魅力的な観光地であることには変わりなく、ラハイナの一刻も早い復興を祈っています。
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