365話目の話題は・・・
コロナ禍で、マレーシアの隔離生活から始めた「ブログ」は、今回で365回目を迎えた。
何はともあれ、365回はちょうど一年分で、そんなに続いたことに、本人が一番驚いている。
掲載する回数は、当初の二日に一回から不定期に変わったが、続けるモチベーションになってるのは、間違いなく一定数の読者のお陰だと思う。
そして読者は友人や知人が中心なので、何を書いても炎上することなく、続けられている。
さて365回目は、気になっていた林真理子と週刊文春について・・・。
林真理子は、日大の記者会見後に叩かれているが、そもそも彼女は一小説家だ。
急にマンモス大学の理事長が務まると思う方がおかしいし、そんなに簡単に務まったら、それこそその道の専門家に失礼である。
なのでお飾りというか、あくまで改革のシンボルとして引き受けたのだと思っていたら、どうやら本人は、本気で改革するつもりでいたようだ。
どうしても自分で改革したいのなら、ガバナンスや経営運営能力のある、自分が信頼出来るブレーンを同時に就任させていたら、少しは違ったかもしれないが・・・。
でも既得権益のある人が、そんなことは許してくれないだろう。
まあ元々彼女には期待してなかったので、失望もない。
ここまでは一般的な見方だと思うが、私が一番注目していたのは、週刊文春が林真理子をどう報じるかという点だ。
ギネス記録になるほど、長年文春に連載を続けている売れっ子作家の彼女は、文春にとって欠かせない存在であるのは間違いない。
なので、その週刊文春が一連の日大アメフト問題をどう報じるか、ずっと注目していた。
前号でも全く触れてなかったが、発売日が日大の記者会見の二日後だったので、記事が間に合わなかったのかもしれないと、一応好意的に解釈して静観していた。
そして、今週水曜日に発売になった週刊文春の見出しには・・・。
案の定、日大の「に」の字も、林真理子の「は」の字もない。
言論の自由を旗印に、芸能人や政治家には一切忖度せず、一見無敵の文春にも、文筆家のスキャンダルには触れられないというか、彼女の機嫌を損ねる報道は出来ないことが明らかになった。
また不思議なことに、ライバル誌の週刊新潮も、日大の問題には一切触れてないのは、多分同じ理由からか、阿吽の呼吸ということだろうか・・・。
そして週刊誌にタブーがあれば、新聞のタブー、当然テレビのタブーも存在するが、まあこれ以上、ここでは突っ込まないことにしよう。
365回目の「ブログ」も、あまり楽しくない話になってしまったので、次回の「ブログ」は、身近な話題に戻りたいと思います。