パレスチナとイスラエル問題・・・
日大アメフト部の大麻問題が再燃している。
最初からアメフト部の寮で一人だけが、大麻を吸っていたとは考えられず、遅まきながら予想通りの展開となった。
それにしても「文春」も「新潮」も、どうした?と言いたい。
イイ加減に文筆家のタブーにも、切り込んでもらいたいもんである。
まあ、この話はこれぐらいにして・・・。
パレスチナとイスラエルが、大変なことになっている。
日々多くの民間人が犠牲になって、本当に悲惨な状況だが、パレスチナとイスラエルは対立の歴史が長く、また複雑だから本当に厄介だ。
長くなるので、ここでは過去の経緯については触れない。
ただこの二国間紛争で、一つだけハッキリしてることは、今後どんな展開になっても、第三者であるはずのアメリカは、イスラエルを擁護し続ける。
先日の国連の停戦決議案に対しても、アメリカが唯一拒否権を発動し、法案を否決した。
所詮アメリカの主張する正義は、この程度かと思うと本当にガッカリさせられるが、私は以前からアメリカには期待していないし、信用もしていない。
私の中でアメリカは、中国やロシアよりは、チョコッとマシぐらいの位置付けである。
日本では多くの左翼系の人がパレスチナを、右翼系の人はイスラエルを支援しているようだ。
左翼は常に弱者に寄り添うことを売りにしているから、多分弱い立場のパレスチナに同情的なんだろう。
古くはパレスチナ支持の日本赤軍の岡本公三が、イスラエルのテリアビブ空港で銃を乱射した事件が思い出される。
西側諸国からすれば、彼はテロリストだったが、パレスチナではヒーローだった。
中東の周辺国はイスラム国家が多く、サウジアラビアは別にして、過去の経緯含めパレスチナを支持している国民が多く、抗議デモが頻発している。
私が住んでいたマレーシアやインドネシアもイスラム国家なので、現在米国大使館周辺では大規模な抗議デモが予定されるとの情報が入ってきた。
抗議デモだけなら、まだイイのだが・・・。
ロシアとウクライナの戦争は、一方的にウクライナの領土へ侵攻したロシアに対して、国際世論は総じて批判的だが、パレスチナとイスラエルの紛争は国際世論を二分している。
今後は周辺国をも巻き込んで、泥沼の紛争に発展する危険性もはらんでいて、日本も決して他人事ではない。
20世紀の終わりには、21世紀は冷戦も終わって世界は平和になるという話が確かにあった。
しかし21世紀は、逆に民族間の争いや貧富の格差が広がり、冷戦時代より悪化しているようにも感じるのは、果たして私だけでしょうか・・・。
白崎の「ログハウス」のデッキから眺める夕日は、既に秋から冬の予感・・・