今年後半スタートの７月１日は、慌ただしい一日だった。

まず朝早く起きて、奈良のゴルフ場へ・・・。

現役時代に海外駐在していた仲間と、定期的にやっているゴルフの日だったが、なんとこの日の予想最高気温は３８度。

高齢者が野外で活動するには危険なレベルだったが、無事ゴルフを終え、帰宅後は休む間もなく山下達郎のコンサートへ。

彼は私の若い時から、ずっと活躍し続けているシンガー・ソングライター。

軽快で乗りがよく、夏をテーマにした曲が多かったので、昔は海へ行く時の車のカセットの定番だった。

４０年以上経った今もオリジナル・キーで歌い続け、独自の信念やこだわりを持つ数少ない音楽職人だ。

大阪フェスティバルホールの初日公演

なのでテレビには出ないし、今回１１年ぶりにニューアルバムをリリースしたが、普段はライブを中心に活動しており、サブスクも解禁していない。

私がSpotifyでリクエストしても、聞けないのは山下達郎と中島みゆきぐらいだ。

年齢を重ねても、昔と変わらない歌声は本当に素晴らしく、特にアカペラは圧巻だった。

季節外れだったけど、定番の「クリスマス・イブ」も歌ってくれた（笑）

私は簡単に感動出来ないタイプだが、ライブで久しぶりに気持ちが高ぶったし、元気をもらった。

実は最近、何かしようと思っても、年齢を考えて躊躇したり、思いとどまろうとする気持ちが結構強かった。

しかし、チューリップの財津和夫の時にも感じたが、年上で頑張っている人を見ると前向きな気持ちになれる。

おまけに山下達郎は、私と同い歳で、あのパワー。

彼のお陰で、再びいろんなことにチャレンジしようという気になった。

何をやる気になったのかは、またの機会に話したいと思いますが、心に残る素晴らしいコンサートでした。