シェリー(食前酒)の懐かしい思い出・・・
私は自分では、それほど「呑んべい」だと思わないが、お酒が好きなのは間違いない。
レストランや居酒屋では、夏でも冬でも、まず「ビール」
頼んだ「ビール」が遅いと、不機嫌になることも。
逆に言えば料理は少々遅くても、「ビール」さえあればハッピーだ。
普段の夕食時も、まずは「ビール」(最近は発泡酒だが・・・)
その後はワインか焼酎、たまにウイスキーのソーダ割りか、カクテルのパターンだ。
しかし最近、そのパターンにも少し飽きてきて、シェリー(食前酒や食後酒)が飲みたくなり、Amazonで注文した。
右は食前酒のティオ・ペペ。左は食後酒のハーベイ・ブリストル(クリーム・シェリー)
シェリーの「ティオ・ぺぺ」には、忘れられない思い出がある。
「ティオ・ペペ」を初めて目にしたのは、日本に留学していたドイツ人の友人宅のパーティー。
今から40年以上、昔の話だ。
余談だが、私は彼の影響を受け、外国に興味を持った。
そして結果的に、30年以上も海外に住むことになった。
シェリーという種類のワインがあることや、辛口(ドライ)の食前酒であることも、その時初めて知った。
当時「美味しい」と感じたかどうかの記憶はないが、その後はあたかもシェリーに精通しているような顔をして、周囲の友人相手にうんちくを傾けた記憶だけは残っている。
精一杯背伸びをしていた頃の自分が、今となっては微笑ましく懐かしい。
その後は「ティオ・ぺぺ」を飲むたびに、不思議といつも彼のことを思い出す。
今も親交のあるドイツ人の友人のことを思い出しながら、買ったばかりの「ティオ・ぺぺ」で、チビチビやっていたら、急に食欲が湧いてきました。