リタイヤ男のログハウス生活

リタイヤ後に海の近くのログハウスで第三の人生スタート

寒空の中、念願の天体観測・・・

白内障の手術後は、白崎の「ログハウス」のデッキから見上げる夜空の星も、よく見えるようになった。


今まで何度か海外で「満天の星」を観る機会があり、星や星座に興味を持つようになったが、その時知識があれば、もっと楽しめると思ったのも事実。


昨年5月、弟から譲り受けた子供用の天体望遠鏡で、一度観測を試みたことがあり、その顛末は昨年5月13日の「ブログ」に記している。


そこで分かったのは、天体望遠鏡で星を捉えるのは容易ではないということだ。


天体望遠鏡は精密機械なので、倍率もさることながら、本体を固定したり、微妙に動かす精度がもっとも大切だということがよく分かった。


ただそれで興味を失ったり、観測を諦めたわけではなかったので、先月たまたま大手家電量販店の天体望遠鏡のコーナーを覗いたら、専門知識のあるメーカー派遣の店員さんが望遠鏡の使い方や天体観測のコツを詳しく説明してくれた。


スマホを購入したばかりの天体望遠鏡にセットして観測準備、完了


その中には、専用アプリをスマホにインストールし、望遠鏡の本体に取り付けると、スマホと望遠鏡が連動して、探したい星が簡単に見つかる画期的な技術を搭載したモデルがあり、一目で気に入ってしまった。


これなら私のような素人でも天体観測が出来そうだし、操作も簡単そうだったので、購入を決断した。


購入後は、早速白崎の「ログハウス」に持ち込んで観測しょうと思ったが、真冬は風の強い日が多く、逆に風のない日は雲が出て、なかなかタイミングが合わない。


それでも寒い中、時折デッキに出て、風のない晴れた日を探っていたら、突然東の空の雲の切れ間に、満月に近い月が見えたので、慌てて天体望遠鏡をデッキへ引っ張り出した。


月が明るすぎて、星はほとんど見えなかったので、取り敢えず手始めに月を観察しようと、事前にスマホをセットした天体望遠鏡を、月に向けファインダーを覗いてみると・・・。



スマホで月を追跡し、それに合せて望遠鏡を移動させるこのシステムはすごく便利だ


月は異常に明るく、クレーターの凹凸はあまりハッキリ見えなかったが、初めて天体望遠鏡でしっかり大きく月を捉えることが出来た。


ただ肉眼では分からなかったが、フォインダー越しに観る月は、思いのほか動きが早いので、微調整をし続けながら望遠鏡で月を追いかけるのは、結構大変な作業だ。


加えて当夜の外気は零度近くで、じっとファインダーを覗いていると、徐々に寒さが身に沁みる。


取り敢えず月が観れて、スマホと天体望遠鏡の連動が確認出来たので、早々に部屋に引っ込んだ。


短時間であったが、白崎の「ログハウス生活」で、また一つやりたかったことを達成した瞬間だった。


次回はしっかり星や星座を観たいし、いつか土星の輪っかも観てみたいが、天体観測は時間もかかるので、寒い冬の夜は結構辛い。


冬場は空気が澄んで、天体観測に向いているかもしれないが、やっぱり私は季節のいい時期にビールでも飲みながら、ゆっくり星を観察したいと思っています。

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