影の立役者はVAR・・・
今回もワールドカップの話題。
私も一応、昔からのサッカーファンなので・・・。
ただスペイン戦当日は、朝4時に目覚ましをかけていたが、すぐには起きられず1時間後の5時の目覚ましで起きて、テレビのスイッチを入れた。
というのも、正直あまり期待していなかったからかもしれない。
ちょうど後半戦が始まったところから見始めたが、案の定というか前半は0−1で負けていた。
まあ予想通りだなと思っていたら、何と後半開始早々、少ないチャンスを生かして一気に2−1に・・・
そして最後は、スペインの怒濤の攻めにドキドキさせられながら、まさかの逆転勝利を収めた。
ただ私がこの試合で一番注目したのは、三笘選手がゴールラインぎりぎりから折り返し、田中選手が押し込んだシーンだ。
ライブで観ていたが、ボールが完全にゴールラインを割ったように見えて、これは得点ではなくゴールキックだと思った。
というのも、ボールの接地面がゴールラインから外れたらアウトだと思っていたからだ。
しかしVAR検証の画像解析の結果、ゴールと認められたというから驚いた。
そのシーンの画像を見ると、1.88mmだけライン上にボール残っていたという。
当然、こんな端っこは接地面ではなく空中なんだけれど、それがインプレイだとは認められるとは知らなかった。
ボールの接地面は100%ラインの外に出ていて、テニスなら間違いなくアウトだろう
もし、このゴールが認められなかったら、引き分けで日本の予選リーグの退敗が決まっていた。
まさに薄氷を踏む勝利だったが、歴史的な勝利の影にはVARがあったからで、影の立役者は間違いなくVARだったといえるだろう。
何はともあれ、プロスポーツは結果が全てで、強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強いわけで、今回は最新のテクノロジーが日本の味方をしたようだ。
その日は早朝から、ドイツ戦に続いて再び「歴史的偉業、快挙達成!」と、日本中が大騒ぎ・・・。
もちろん私も日本が勝って良かったと思うが、再び日本中がワールドカップ一色に染まり、連日同じゴールシーンをメデイアで流し続けられるのは、正直ちょっと・・・との思いもある。
これから6日深夜のクロアチア戦が終わるまで、いやクロアチアに勝ったらどうする?
どこかの国のように翌日は祝日にする?
当分お祭り騒ぎが続くのは、仕方ないのかもしれない・・・。
最後に、私の日本チームの格付けを訂正したい。
私は前回の「ブログ」で、今の日本チームの実力は、中の下ぐらいといったが、今回予選リーグを突破したことで、中の上ぐらいに訂正する。
そして次戦のクロアチアは、ドイツやスペインより組み易いと思われるが、予選リーグで一番勝てそうなコスタリカに負けて、ドイツ、スペインに勝った。
番狂わせを含め、それがサッカーの魅力でもある。
クロアチアにも勝ったら目標のベスト8、私の評価も中の上から、上の下ぐらいへ訂正します。頑張れ日本!