リタイヤ男のログハウス生活

リタイヤ後に海の近くのログハウスで第三の人生スタート

御坊市の映画館で、今話題の映画を鑑賞・・・

先週の話になるが、買い物ついでに話題の映画「いのちの停車場」を観に御坊市へ。


御坊市で唯一とも言える大型商業施設の中に映画館があり、ボーリング場やゲームセンターも併設されている。


白崎の「ログハウス」から車で約20分。


平日の昼間ということもあって、観客は私を含め僅か5名で、座席は全て自由席。


ソーシャル・ディスタンスに問題はなく、安心してゆっくり観られた。


映画のあらすじは、最近テレビでもよく宣伝しているので、ある程度分かっていた。


ただ、この手の映画は観た後、暗い気持ちになることが多いので、普段はあまり観ない。


「死」については、まさにケース・バイ・ケースで人によって対応の仕方や考え方も違う。


正解があるわけではないので、映画の中でも事例をあげて、観る人に問題提起をしている。



老老介護の辛さや訪問介護の課題、尊厳死、余命治療や告知等々、昔なら人ごとだと思っていた「人生最後の迎え方」も、今の私には身近なテーマ。


楽しむばかりではなく、真剣に考えるいいタイミングだと思い、映画館に足を運んだ。


主演の吉永小百合を筆頭に、芸達者の役者さんが脇を固めており、全てのストーリーに結構なリアリティーを感じながら、最後まで飽きることなく観ることが出来た。


いろいろ考えさせられたが、とどのつまり、人生の最後は出来る限り、本人の好きなようにさせてあげるのが一番だと思うし、私もそうして欲しい。


また何かの本の章で、自分は歳を取ったと思っても「未来に目を向ければ、いまの自分が一番若い」とあったが、確かにそうだ!


我々ぐらいの年齢になると、この先何があってもおかしくないので「いちばん若い」今を大切に好きなことをして、後悔ないよう生きることに尽きるのでは・・・。


私は今、海を見て暮らすだけで、幸せを感じているので「終の住処」とも言える白崎の「ログハウス」が見つかったのは本当に幸運だった。


しかし、どこで暮らしていても、常に楽しく過ごす工夫は必要だし、そのための労力も惜しんではいけないと思っています。

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